はま

ドラゴン・バーニング 怒火威龍のはまのレビュー・感想・評価

3.2
1991年!ピッチピチのドニー・イェン!
確かに映像にかなり時代を感じる作品でしたが、アクションに関してはかなりのボリュームでした。
ただストーリーは……うん……

多分根本にはしっかりとした設定や物語があるんだろうけど、編集の雑さのせいでストーリーどころか「え、これは次の日に進んだの?」っていうのすら分からないレベル←
私が把握できた限りでは、「仏像を盗む人たち」と「父のために仏像を手に入れたい人たち」と「仏像に詳しい教授の行方を追う人たち」の三つ巴の戦い…という感じ…だと思う…(誰だお前!ってキャラもいる)

ただ、10分ごとぐらいにアクションシーンが入ってくるのでテンション的にはそこまで落ちないのが唯一の救い(笑)
それに、メインキャラに女性が3人いるんですけど全員めちゃくちゃアクションできる人たちでビックリ。動きがその場しのぎじゃない、ちゃんと練習積んだように見えました。

そういえば今作のDVD化にあたってのキャッチコピーが「『マッハ!』を超えるのはやはり奴しかいない」だそうなんですが、個人的にその『マッハ!』と共通点も確かにあるなー、と。
仏像だし、トゥクトゥク出るし、棒術のあと二つに割れて二刀流になるとことか… まぁそれだけなんですけど…←

でもほんとこれ、国はどこだったんでしょうか(最大の疑問)。
街に溢れるタイ語、タイ警察、トゥクトゥク。でもメインキャストはみんな香港人で、広東語。
脇役のタイ人が次から次へ銃撃戦の犠牲となっていたのが印象強すぎて… 尊きタイ人の命が……

アクションシーンだけはほんと多い
はま

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