あゆカマキリ

バットマンのあゆカマキリのレビュー・感想・評価

バットマン(1989年製作の映画)
4.3
ジャック・ニコルソンの怪演が本当に素晴らしい、何回観ても前回を超えて面白くなる
ティム・バートンの圧倒的色使いセンスもコミカルなのに不気味な世界観も健在
ビビッドな色での毒々しい表現は彼が1番
原作バットマンと多少設定が違うものの雰囲気を残しつつ独自のコミカル調に昇華してる

自分で芸術家と名乗るだけあって今作のジョーカーは殺し方だけでもそうだが、他にも些細なシーンで美学を感じられて非常にわくわくさせてくれる
彼の言う芸術に音楽やお笑いが入っているのも良いし、自分が作っているのは前衛芸術という意識があってピカソ筆頭に良いと思う芸術にはリスペクトあるのが、地頭の良さと相まってこのジョーカーの魅力を引き立ててる

プリンスの曲もまた良い味出してる