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最終目的地のlemmonのレビュー・感想・評価

最終目的地(2009年製作の映画)
2.7
アイヴォリー監督は「日の名残り」が大好きで他の作品も観てみるが今のところハマる作品がない。
作品の雰囲気は凄く好みだなあと観始めて思うが、攻めているようでとても綺麗に真面目に描かれていて、クライマックスにいろいろ用意されてはいるが、何かこう唐突で心抉られない。
本作もそうだった。

どうしても乗れない理由のひとつが真田広之の存在。
彼が良い悪いではなく、ホプキンスのゲイの恋人役ってのが自分が日本人で彼の存在を多少知っていたせいなのか観ていて落ち着かなかった。ホプキンスとキスしようが裸で寄り添おうが、二人が長年連れ添った感じはしなかった。

登場人物皆、何か抱えているような、とっても雰囲気のある作品だが、よくわからなかった。
アイヴォリー絡みの作品のメモを観返すと似たこと書いていることが多かった😅。
「日の名残り」が特別ハマったのだろうなあと。

自殺した作家がいて、彼の伝記を書きたい若者が彼の家を訪れ、そこには作家のゲイの兄、そのパートナー、作家の妻、作家の愛人と娘がいる。若者が作家の愛人と惹かれ合う、、、とっても興味惹かれる。どうとでも想像力掻き立てられそうなのになぜか楽しめなかったなあ🤔。
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