浅野公喜

ディメンシャ13の浅野公喜のレビュー・感想・評価

ディメンシャ13(1963年製作の映画)
3.2
フランシス・フォード・コッポラ監督の本格的なデビュー作であるサスペンス。製作はコッポラ監督の師匠的存在のロジャー・コーマン。

ヒロインと思われた女性の扱いを含めほぼ同時期の「サイコ」の影響強め。その予定調和的な展開は物足りなさを感じますし特に突出した部分はこれといって無いのですがアイルランドの落ち着いた古城の雰囲気はモノクロも相俟って魅力的と言え、ハイハイする赤ちゃん&斧を動かす猿のおもちゃ、唐突にやってくるレトロな乳母車はストーリーとあまり関係なくとも結構不気味で印象的でした。
浅野公喜

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