中庭

ディメンシャ13の中庭のレビュー・感想・評価

ディメンシャ13(1963年製作の映画)
2.7
オープニングで演出されるおどろおどろしい音楽とイメージ映像の合成の組み合わせは、後にコッポラがあらゆる自作で繰り返し作るコラージュたちに通ずるものがあった。
モノクロを採用した画面においては、屍体と人形の見分けのつかなさに不気味な恐ろしさがある。バーの催眠術から終盤に至るまでの展開では、説明的な演出がより希薄になっていて、現実味のない雰囲気のまま唐突に終わりがくる。
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