監督の突き詰めたいままに作ったと本人の著作で読んだので、まあほんとそのまんまだな、と🐶
走行車のガラスにうつる細かな傷や、その光の反射にまでこだわってるとか🚗バトーが電脳に侵入されたシーンの背景ものすんごい苦労して作ってるそうな。
観る人選ぶ映画だと思う笑
100万人に1回観られるより1万人に100回観られる方が良いとも言ってたような、それが監督の信条の一つでもあるそうですが…
人形と人間の差異的なことが作中話題になるけど、登場するハダリやハラウェイ女史、キムに対して本能的に「理解できぬ/気持ち悪い」と感じるのが"人間"の感覚として妥当に思う。
その際本能が何を忌避しようとしてるのかは、キムさんがトクトクと喋る。
突き詰めて考え始めたら人間としての存在基盤崩壊までいってしまう可能性があり、気持ち悪い、怖いなって思う位でほんといいんだと思う🤖🤖
考えないことによっても身を守ることはできるんだなあ
動物が人間には感じえない深い無意識の幸福感に包まれているっていうの、卒論でもやったなあ。楽園を追い出された人間には二度とその感覚が持てないがゆえに、人はロボットや動物を求めるという。
循環する完結した円のように在りたいのに直線的にしか生きられない人間。
実際は小説から引用して組み立てた論理だけど、攻殻の影響受けてたの全く気づかなかった、、苦笑
この映画五回目くらいの再見でやっとなんか意味がわかる気がするようになったなあ