自分の夢見る理想の家族像を掲げ、それが破綻をきたした途端に一家を皆殺しにしてしまう男がいた。

精神病院に入れられていた彼は、ある日ここを脱走。

ジーンという偽名を使って精神科のカウンセラーに成り済ます。

『W/ダブル』の正統な続編。

監督は『悪魔のいけにえ３/レザーフェイス逆襲』の、ジェフ・バー。

今回もキ○ガイお父さんを演じるのは、テリー・オクィン。

最初違う継父のストーリーなのかなと思っていたんですが、実は前作のあの継父は生きていたんですね。

何故助かったのかの説明は一切ありません。

今回も家族の愛に飢え、家族の絆を欲っし、理想の家族を血眼になって追い求めます。

最初に精神病院から脱走する所ところとかは面白いんですが、その後はほとんど前作と同じ。

内容に新鮮味はありませんが、お父さんの危ない演技はやっぱり見物。

てか、怖すぎなんですが。

まぁ犯行の手口や変装等はちょっとスケールダウンした感じではありますが。

そんなわけで、続編としては好意的に見れる映画です。

前作の焼き直しみたいな展開ではありますが、前作が好きなら今作も合うと思います。

• #洋画。
• #ホラー。
• #洋画ホラー。
• #殺人鬼。
• #ステップファーザー。

理想の家庭を求め母子家庭の継父となるが、上手くいかないと家庭を皆殺しにするサイコパス男を描いた「W/ダブル（ステップファザー）」の続編。男を演じるのは前作同様テレビドラマ「LOST」にも出演のテリー・オクィン。

前作で刺されて死んだと思った男は生きており（サスペンス・ホラー続編あるある）精神病院を脱走、精神科医を装って近所の母子家庭に歩み寄るわけですがそのストーリーの流れは前作と一緒。それ故にパターンは読めるわけですがテリー・オクィンの子供にも優しいような一見善人を装いながら狂気を垣間見せる秀逸な演技がやはり魅力で、前夫を突然何度もメッタ刺しにして（赤いライティング〇）、遺体を入れた車を嬉しそうにボコボコにするシーンはサイコパス度高し。終盤の純白のドレスが真っ赤に染まり幸せの絶頂から恐怖のどん底に叩き落されるバイオレンスウェディングも描写は控えめですがインパクト有りでそこそこ楽しめました。

「ゼイリブ」のメグ・フォスター、「悪魔のいけにえ2」のヒロインだったキャロライン・ウィリアムズも出演。

ジョナサン・ブランディス目当てで観た作品。家族思いの優しい人と再婚したと思いきや脱獄したヤベー男だった。この作品のジョナサンが1番かわいい。