最近のシチュエーションホラーの先駆けだと感じた。
1は10年以上前に観て、2は中々観れなかったのだが、観て良かった。
こんなに面白いんだと感動すら覚えた。
まず、殺人者のジグソウが意味なく闇雲に殺人してるわけではない所がいい。そして、一連の事件の真相がシリーズを重ねる毎に解明されていくのだが、その伏線回収が鳥肌ものの快感だ。
また、ジグソウの魅力がこのシリーズを更に厚みのあるものにしている。
ジグソウは、相手にゲームをさせる時にルールと生き残るチャンスを与えるが、死ぬものはいつもそれを無視し、自分本意な行動で自滅して死んでいく。
被害者の残酷な死に方は直視してられないほど凄まじいが、ジグソウの行動はどこか人間味に溢れ、嫌悪感を抱かせる犯罪者に見えないのが不思議だ。
現在、パート6まで観たが先が気になり、飽きさせない作りも凄い。
遅ればせながら、こんなにいい映画に出会えて本当に良かったと思う。
パート8が今秋上映らしいので、もう一度おさらいしようと思う。
