一人旅

クイック&デッドの一人旅のネタバレレビュー・内容・結末

クイック&デッド(1995年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

サム・ライミ監督作。

仇敵への復讐のため早撃ちトーナメントに参加することになった女ガンマンの戦いを描いた西部劇。
小学校低学年の時にテレビで本作を観た。幼年時代の女ガンマンが誤って縄に吊るされた父親を射殺してしまうシーンがトラウマレベルに記憶に残っている。今回久しぶりに観直してみたが、ゲイリー・シニーズが父親を演じ、ジーン・ハックマンが父親を縄に吊るした無法者を演じていることに驚いた。女ガンマン役でシャロン・ストーン、ヘロッドの息子役でレオナルド・ディカプリオ、元無法者の牧師役でラッセル・クロウが出演していることに更に驚いた。ここまで豪華なキャスティングだったとは・・・。
だが残念なことにシャロン・ストーンの存在感がまるで感じられず、演技も秀逸とは程遠い。町の支配者ヘロッドに扮したG・ハックマンだけが突出して存在感を発揮していて、どっしりとした足踏みで酒場に入ってくるシーンでは恐怖を感じるほどだ。
いちいち大袈裟な演出は今観ると陳腐に見えてしまった。
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