サム・ライミと聞くと「死霊のはらわた」が真っ先に思い浮かびます。
そんなサム・ライミ監督がシャロン・ストーン、ジーン・ハックマン、ラッセル・クロウ、レオナルド・デカプリオというＡ級キャストで送る豪華Ｂ級ウエスタン映画。
だって女ガンマンが父の敵を取るために…なんてどう考えたってＢ級臭満点の設定なんですから。
導入部の吊るし首の死体や墓場のシーン、棺桶屋と西部劇のお約束はきちんと守りつつトンデモ設定を十分に生かしています。
てっきりシャロン・ストーン無双するのかと思いきや、これも西部劇のお約束通り挫折した後立ち上がるという王道路線。
もちろん突っ込みどころは満載ですがそもそも西部劇自体がどれもこれもＢ級映画の宝庫のような設定のオンパレードですから、そこは楽しむところ。
ジーン・ハックマンは相変わらずの存在感。
