テナント／恐怖を借りた男のywtのレビュー・感想・評価

ほやほやの事故物件を引かされた気弱で律儀な物静かな主人公（ポランスキー監督）が、近隣トラブルをきっかけに生まれる不安から段々と狂気化していく。ポランスキーの平穏なデフォルト状態の芝居の出発点から気が触れるゴールまでのその演技の振り幅だけで言うと、ある意味シャイニングのジャックニコルソンを超えるものがある。

ジャックニコルソンの場合、のっけからもうなんかこえーのよ。特に顔が（笑）