ひろゆき

20.30.40の恋のひろゆきのレビュー・感想・評価

20.30.40の恋(2004年製作の映画)
2.9
銀幕短評(#369)

「20.30.40の恋」
2004年、香港、台湾、日本。1時間 53分。

総合評価 57点。

どうというはなしではないけれど、うまくまとまっています。

20才、30才、40才の女性たち、それぞれの恋をパラレルにえがく(3人とも恋の入り口であって、愛はちっとも出てこない。せっかく恋と愛のちがいを考察しようと思ったのですが残念)。正直な邦題は好印象です(原題は、20 30 40)。はたして、3人は互いにうまく交錯するでしょうか。演出とカメラがとてもいい。

困ったことに、彼女たちの中国語がほとんどわからない。たまに単語かフレーズかが聴き取れるだけなのです。広東語なのかなあ。もう中国にもなかなか行かなくなったから まあ関係ないか。

ときに 中国系(香港、台湾も)のひとは、なぜ欧米のニックネームをつけるのでしょうね。たぶん同姓や同名が多いからかなあ。というわたしも、したの名の短縮形の Roy をアメリカで名乗っていたけれど。でもこれはあまり浸透しなかったな。多くは名字で呼ばれました。

劇中 花屋がしきりに出てきますが、生花はとても好きです。家の近くのなじみのコーヒー屋さんに 絶やさず買っていって、自分で生ける(その並びにいい花屋さんがあるし)。花器もふたつプレゼントしました。それを見ながら飲むコーヒーはことさらおいしい。焙煎機の音を聞きながら、常連のお客さんたちとの会話がドンドンはずみます。
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