スリーラーーー♪
スリーラーナーイッ♪
マイコーの『スリラー』は如何にゾンビ愛に溢れてたのかが垣間見れます。そうです。ジョージ・A・ロメロです。
ジョージ・A・ロメロ
ジョージとロメロの間に人が見えてきませんか?
ジョージ・A・ロメロ
え?
いない?
そんなの見えない?
・A・
こんな感じの人がこっち見てません?
見えてるよね?
ウソでしょ?
もしかして私だけに見えてるの?
・A・
感情の無い目でこちらを見つめてません?
怖くない?
・A・
ほら…
なんだかZに見えなくもないし
それよりもゆっくりと近づいてきてない?
⚫ /\ ⚫
/_\
/ \
ほらーーーーー!!!
善人ばかりが主人公ではない。人間、追い詰められた時こそ本性が顕になるものなんです。人の心の弱さ醜さみたいなものが滲み出てましたね。それにしてもリビングデッドと言えばやっぱ数ですよ。数。数の暴力には誰一人太刀打ちできない。でも言うほど出てこないのは予算ケチったからでしょうか?もっとこう圧巻の数で攻めるシーンを観たかった気もしなくもありません。スペアリブよりも小腸よりも肝臓を頬張るシーンが絵的にインパクトありましたね。クチャクチャって
(私としては二階のバディが気になって気になって仕方ありませんでしたが)
死亡フラグ、足を引っ張るキャラクター、なんの意味もない補強、とりあえず未知の放射線って言っておけばなんでもアリ、などなど。後のエンターテイメントに多大なる影響を及ぼしたのも頷ける『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』噂に違わぬ名作でした。