Jimmy

追憶の女のJimmyのレビュー・感想・評価

追憶の女(1942年製作の映画)
4.3
ベティ・デイヴィスの悪女ぶりをタップリと堪能できるジョン・ヒューストン監督の楽しい映画🎥🙌

婚約者がいる妹 ベティ・デイヴィスは、姉 オリヴィア・デ・ハヴィランドの夫と駆け落ちする。我儘放題を演じるベティ・デイヴィスが、奔放さを見事に演じている。
そして、ある事態によって駆け落ち相手が居なくなったベティ・デイヴィスは、自宅に戻る。戻ってみると、自分のかつての婚約者が姉のオリヴィア・デ・ハヴィランドとイイ仲になっているではないか。
今度は、その元婚約者を取り戻そうとするベティ・デイヴィスだったが……😱💦

やりたい放題のベティ・デイヴィスを見ていると、「やっぱり悪女を演じさせたら、ホントにこの人は凄いな!」と思ってしまう。
『黒蘭の女』・『月光の女』なども悪女を演じていたが、本作も『追憶の女』、なんとかの女ときたら悪女はベティ・デイヴィス😄笑

オリヴィア・デ・ハヴィランドも綺麗なのだが、真面目で優しい姉を演じていて、これがベティ・デイヴィスと対照的で、映画の中で良いバランスが取れていたのではないかと思う。

なかなか面白い作品であり、ジョン・ヒューストン監督の佳作✨
Jimmy

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