前半はほっこりロードムービーを楽しむ感じで見てたけど、後半は泣いてしまった。
ロバートデニーロを自分の父親に重ねて見たり、自分に重ねて見たり。両方の立場から感情移入してしまって思わず涙。
私の父も厳しくて話しやすいのは母の方だった。いつも父の顔色を伺ってた。それでも家族の為に一生懸命な姿を見てきたし、いざという時に頼りになるのは父だったので尊敬してた。
孫が出来た今となってはすっかり丸くなって実家に帰るとニコニコの笑顔で迎えてくれる。
この映画のロバートデニーロのように、こんなダメな私を「自慢の娘」だと言ってる。
そして私の息子も今では可愛げがなくなってきたけど、この映画と同じようにいつも思い浮かぶのは幼い頃の姿。ずっと可愛いまま。
人生思い通りにならない事も多いけど、みんな元気ならそれが一番幸せ。
親を大事にしたいと思うし、子どもにも期待を押し付けない様に。家族を大切にしたいと思う映画だった。