黒柳徹子か?という勢いで、ろくに人の話を聞かず喋りまくるデイジー。
観始めて15分ほどは、これはハズしたか…もうやめようか…と思っていたけど、
段々面白くなってきた。映画の内容がということではなく、独特の感じが癖になってきて。最初は引き気味だったデイジーにも何だか魅力を感じ始めてきた。
19世期のヨーロッパ社会とアメリカ社会の違いが、感覚として伝わってきて興味深い。
お貴族様世界の中でデイジーが歌うアメリカの歌の違和感。
伝統と自由の相入れなさ。
そして、「え、そうなっちゃう⁉︎」っていう予想外のラスト。
観終わってみると面白かった。
どこを切り取っても絵画になりそうな美しい映像も見所。
それにしても貴族って暇だね。