神保町シアターの環境、スタンダードのモノクロめっちゃ観やすくないですか。
めっちゃアメリカ映画っぽい。
たぶん演出の手法もそうだけど、三船敏郎と原節子っていう役者が映ると画面はそうなるのだろうか。…
恐らく5本くらいしかない、原節子と三船敏郎の共演作。情熱的に不倫をする原節子もなかなか貴重。三船とのスローダンスとか実にありがたい。三船が出てるシーンのBGMがやたら黄金時代のハリウッドっぽい。
戦…
なぜだろう、原節子の顔が大映しになるたびに、目頭が熱くなる。
たった数秒のカットのあいだに見せる表情が、あまりに多くを訴えかける。
解釈の暇もなく、感情を揺さぶられた。
鳥籠の隠喩は、ベタだけど素敵…
戦争後遺症としか思えないくらい事なかれ主義の佐分利信。戦地ではそれなりに威厳があったものの帰還後は融通の利かない無能社員で鼻つまみ。拾った若い同僚女性のハンカチを隠しておどけてみせたあげくコケるシー…
>>続きを読むひらひらと舞うハンカチと男
團伊玖磨によるハープのアルペジオは、三船敏郎が原節子にささやく愛の言葉をそっと包み込み、観客の耳から遠ざけてしまう。
八千草薫・小林桂樹・三船敏郎・原節子が恐るべき視…
このレビューはネタバレを含みます
シネマヴェーラ渋谷にて。
素晴らしい映画でした!
フィリピンで同じ部隊だった男たちの戦後10年を、三角関係のロマネスクに託して描いた作品です。
フィリピンで死んだ男の未亡人である子連れの原節子の…