桔梗F

バーニング・ムーンの桔梗Fのレビュー・感想・評価

バーニング・ムーン(1992年製作の映画)
3.8
喧嘩と薬物に溺れる青年ピーター(イッテンバッハ)が妹を寝かしつけるために怖い話を聞かせる。←(大きなお世話)
一つは精神病院を脱走した連続殺人鬼の話。
もう一つは田舎町の神父の恐るべき話。

ひとしきり話が終わると妹は眠りについた。兄が外に出て空を見上げると月が真っ赤に燃えていた‥。 

日本未DVD化のカルトグロゴアスプラッター映画です( ;∀;)
日本ではイッテンバッハ作は「新ゾンビ」が有名ですね(^^)未DVD化ですが…

ドイツでイッテンバッハが本作を撮ったとき、あまりに中身が酷すぎる!!ということでドイツ当局に拘束&尋問されノーカットフィルムは焼却処分となり、上映禁止(苦笑)当然、他の国でも(*^^*)

アメリカでさえDVD化されたのは2、3年前というシロモノ(゜ロ゜)

ストーリーは二話のオムニバス形式で、ジャンキー兄役のイッテンバッハが眠れない妹にレイプ、一家惨殺、人間解体などのキチ○イ話を聞かせるもの。

妹は推定小学生なので、まず設定がありえません(笑)
これに少女を出演させる親も親。

一話目は21人殺して収容された精神病院を逃げ出した犯人がジュリアという女性に恋し、家族を皆殺しにした上、愛を告白する話(苦笑)( ;∀;)
体切断や焼却などありますがグロはそれほどでもありません(^^)

二話目はレ○プ殺人鬼の神父がああだこうだする話。
こちらはきつい!!
終盤、15分くらいの地獄シーンがまさに地獄の人体破壊、内臓ドバー!!ショー( ;∀;)

体中にでかい釘打ち付けたり、巨大電動ドリルで歯を削ったり、股裂き真っ二つなど阿鼻叫喚の人体破壊グロゴアショー( TДT)

ストーリーはへっぽこ以外のなにものでもないので、あくまで人体破壊を楽しむ映画(^^)

とはいえ、グロゴア好事家以外にはちょいと厳しい内容です(;_;)

イッテンバッハ監督は今でも映画を撮り続けてますが、日本に入ってきません(TT)(今年も2本監督)

監督業よりグロ特撮の方で各方面から仕事が忙しい状況のようですが、日本にも入ってきてほしいです(^^)

ちなみに、日本でDVD化され観やすいイッテンバッハ作の個人的お気に入りは「ビヨンド・ザ・リミット」です(^^)
こちらも超グロゴアなので観賞注意!!

我が家でVHSをDVDに焼いた記念すべき第1作が本作です( ;∀;)

北米版DVDも購入しましたが、画質の向上、45分にもわたるメイキングと監督コメント特典がけっこうおもしろいのでお勧め(^^)
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