かなりありふれた展開と結末だったよ。
なにより、いわゆるティーンネイジャー向けの映画だった。
火星で生まれた主人公の男の子は、いわゆる世間のことを何も知らない箱入り息子というキャラクター設定になっていた。
同じティーンの地球生まれの女の子と普通に恋をする。
火星で生まれた、という設定以外は、至って普通の10代の男の子と女の子のラブストーリーになっていたよ。
無理矢理過ぎた点は、主人公の男の子を火星の分娩台で出産した後に、母体が原因不明の死を遂げたまま、その話が放置されたことと、父親が誰なのかを15年間も誰も調べずに放置されてたことだな。
あまりにも有り得ない設定に、無理矢理感がすごかったよ。
つまり、無理矢理に感動話に誘導し過ぎてしまって興醒めしてしまった、というところであろうな。
なにやら全般的に残念な映画だったよ。
ところで、ゲイリー・オールドマンをなぜ起用したのだろうか……