このレビューはネタバレを含みます
2016/アメリカ/120分
何気なく観たけれど 設定のバランスとキャストがとてもよかった。とても!
火星で生まれた少年ガードナー(人間)が自分のルーツを探すロードムービー。
少しのSF+ボーイミーツガールもの。
苦手なティーンモノかなと思ったけど、そんなことはなくてティーンを通りすぎまくった族の人々も楽しい作品。
終わりが爽やか。大げさじゃないのが良い。
火星からの地球への視点が良かったし、少年ガードナーの純で真っ直ぐな様子と、世知辛い世間を見てきた強い女の子タルサの変化も良かった。青いワンピースかわいい!
がちゃがちゃ騒がしくないし、無駄に泣いたりわめいたりしない。見ているこちらが恥ずかしい…みたいなシーンもない。
SFを推しすぎず良い塩梅。
ガードナーは、初めて海を見て雨に濡れて風に触れるんだよ。微笑ましい。
最後に、ちょ、、それを早よ言わな…的な突っ込みが出来るオマケ付き。大丈夫です、オマケなので。
終わったあとに うんうん良かったね、とか思える映画。すき!