けいこ

キミとボクの距離のけいこのネタバレレビュー・内容・結末

キミとボクの距離(2016年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

2016/アメリカ/120分

何気なく観たけれど 設定のバランスとキャストがとてもよかった。とても!

火星で生まれた少年ガードナー(人間)が自分のルーツを探すロードムービー。
少しのSF+ボーイミーツガールもの。

苦手なティーンモノかなと思ったけど、そんなことはなくてティーンを通りすぎまくった族の人々も楽しい作品。
終わりが爽やか。大げさじゃないのが良い。

火星からの地球への視点が良かったし、少年ガードナーの純で真っ直ぐな様子と、世知辛い世間を見てきた強い女の子タルサの変化も良かった。青いワンピースかわいい!

がちゃがちゃ騒がしくないし、無駄に泣いたりわめいたりしない。見ているこちらが恥ずかしい…みたいなシーンもない。
SFを推しすぎず良い塩梅。

ガードナーは、初めて海を見て雨に濡れて風に触れるんだよ。微笑ましい。

最後に、ちょ、、それを早よ言わな…的な突っ込みが出来るオマケ付き。大丈夫です、オマケなので。

終わったあとに うんうん良かったね、とか思える映画。すき!
けいこ

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