諒将

ヒズ・ガール・フライデーの諒将のレビュー・感想・評価

ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)
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登場人物も、観てるこっちもめちゃくちゃ忙しい!台詞に度々登場した「人間らしい暮らし」(今で言うQOL的な)の対極として1930年代の新聞記者の毎日が描かれていた。

プレスルームの電話口で捲し立てるようにヒロインが吐いた元夫への鬱憤と、長い捨て台詞。スクープを本社へ知らせる記者たちのカットバックで胸が熱くなった。

劇中の映像よりも、役者の台詞を通して観客の頭の中で生成されたシーンの方が面白いと思う。92分の尺だけど、字幕のボリュームは120分級!
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