ロベール・ブレッソン監督長編第2作、手探りで自分のスタイルを模索しているような貴重な作品。台詞監修のジャン・コクトーとの出会いから学んだ映画製作スキルが活きた豊饒なラストシーンや、流転する手紙にはブ…
>>続きを読む「女性を見くびらないほうがいいわよ」
ロベール・ブレッソン監督の長編2作目。「罪の意識」を描いた長編1作目『罪の天使たち』から一変し、本作は復讐をテーマとしたメロドラマ。そして台詞監修にはジャ…
ロベール・ブレッソン監督の初期作品。
記念日を恋人ジャンにすっぽかされたエレーヌが別の男性と観劇して帰ったところ、部屋にはジャンがいて謝ってきた。そこでエレーヌは、愛が冷めたとウソをつくが、ジャン…
最近唐十郎が亡くなりしたね。ブーローニュの森といえば佐川くんですが、どうでしょう、彼は本作を見たんでしょうか。
猟奇的な犯罪欲を掻き立てるような映画ではもとよりございません。以降のブレッソンを何本…
貴族の女性とその元恋人、そして娼婦の過去を持つ女性の奇妙な三角関係を描いたロマンススリラー。
元恋人への復讐のため、彼の新しいロマンスをコントロールしようとするエレーヌ。
アニエスと母の生活まで操…
映画特に巨匠と呼ばれる監督が撮った作品は、はからずも出演した俳優の未来を占っていることがままある。フランコ将軍に敗れフランスに逃れた元スペイン人民戦線首相の娘であるマリア・カザレスが主役をつとめた本…
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