アンジェラ・マオ主演の異色カンフー映画
ファン・フェン監督で主役はアンジェラ・マオ 脇役にカーター・ワン、サモハン、ウォン・インシックと既視感が凄まじい作品だけども
ストーリーがなかなか斬新で楽しめました
ムエタイで弟子が負けてしまった為保守的な中国武術界の誹謗中傷のせいで父が自殺してしまう
そのため中国を離れて打倒ムエタイを目指すアンジェラ・マオとカーターワンのおはなし
カンフー界隈の閉鎖的な姿勢を批判するかなり尖ったストーリーにVSムエタイの異種格闘技戦を描くかなり冒険した作品
もちろんいつもの極悪日本人も出てくるしカンフーVSカンフーもたっぷり観られる贅沢な作品
特に中盤のVSウォン・インシック、VSサモハン、1対2のハンディキャップ戦、VSウィルソン・タンの4連戦が素晴らし過ぎるここだけでもカンフー映画オタク的には大満足だけど
更にVSムエタイやVSタイのヤクザ、ラスボスのヨルダン空手家ユリキアンとの対決も観れてお腹いっぱい過ぎる作品
まぁ、ことの発端になる借金取りやムカつく中国武術界の連中、極悪日本人を殴り殺さないので冒険してるストーリーながらもモヤッとする所はある
そういうアレな点も格闘アクションがあまりにも素晴らしいので全く気にならない作品
カンフーに飢えてるカンフー中毒以外の人にはオススメしにくいけど傑作でした
劇中内で格闘トーナメントは行われないので注意しましょう