ある意味貴重な作品ではある。『楽園の瑕』の空き時間に緩いノリで作られた作品。普段は見れない大御所俳優達の肩の力の抜けた演技が見物。正直ストーリーはよくわからないが、みんなこの映画を楽しんでいたのではないだろうか。
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世界観は『楽園の瑕』のパラレルワールドのような感じ。
とにかくキャストが豪華にも関わらずメチャクチャなストーリーと展開。時間があるからといってこんな緩い作品を合間に作ってしまうのすごい。
豪華な役者さん達を揃えたにも関わらず、進まぬ『楽園の瑕』の撮影。拘束時間がもったいないから、むしろ別の映画を一本撮った方が採算があったのだろうか。
だが、アクションはちゃんとしている。様々な技のレパートリーが見れたのも良かった。なので、めちゃくちゃでも見てられる。
『楽園の瑕』では女性が男性を演じている姿が描かれていたが、今作でもそのような姿が描かれている。この辺りの意図はなんだろう?
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正直内容はあまり頭に残っていないが、豪華な俳優陣達の緩い演技を見れるだけで価値はあると思う。この作品が作れたのはウォン・カーウァイの力だろう。他の人では難しかったのではないだろうか。
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監督:ジェフ・ラウ
上映時間:117分
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○良い面
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○悪い面
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