chako

旅情のchakoのネタバレレビュー・内容・結末

旅情(1955年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

最後の潔い去り方、良い!!!
あれぐらいきっぱりしてると、いい女として刻まれるね。
あれで流されてあと数日いようかしら…なんてやったら都合のいい女確定です。
つらい気持ちを押し切って、よく別れました!えらい!

最初はデートに誘ってカフェ行って散歩してっていうのは良いんだけど、カラダの関係をもったら最後、どこに行こうという約束もすっ飛ばし、ずっとカラダを求めてるあの感じ…ときめくけど長くはないんだよな〜それって。

ずっと甘い中に浸っていたいけど、彼女は気づいて去った、賢明な判断だと思う。

全体的にイタリア街並みがBGMと相まって
すごくステキな映像。
観光してる気分にもなれて楽しい!

あと夜の街へ繰り出してるんるん気分を表す時に足元写しながらのネオンサイン…お!しゃ!れ!

あと、マウロが可愛すぎる!!
最後に駅まで見送りに来て万年筆くれるのとか可愛すぎる…!!
彼が孤児だという設定で靴がなかったり顔を噴水で洗うのはわかるけど、肩にハエがとまってるまでやるのは凄いと思った。

あと、ステイ先の婦人が、奇跡を求めてるんだったら行動しなきゃ、の言葉が名ゼリフすぎて、マジでいろんな映画に出て来る似たような台詞はここからとったんじゃないかと思わせるほど軽やかに、でもどっしりとしてて、かっこよかった。

言いたいことありすぎてまとまってないけど、とにかくこの映画は良かった!
あ、でも不倫は嫌いです笑笑
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