映画男

執念のミイラの映画男のレビュー・感想・評価

執念のミイラ(1944年製作の映画)
2.5
何千年もの時を経て、愛する王女を連れ戻すために蘇ったミイラが、たかが何十年しか生きていない人間どもから悪者仕立て上げられる不条理極まりない作品がこのミイラシリーズ。

しかしシナリオも上手いもんで、ミイラを利用しようとする悪い人間は必ず死ぬ。ミイラは死なない。つまりこの映画は必ずしも理不尽な物語ではないところがかえって何だか憎たらしい。

これ、アンパンマンと一緒で、主人公を悪者に変えれば同じ話でも180度違うものになるんやろな。
映画男

映画男