Saki

エアポート’05のSakiのレビュー・感想・評価

エアポート’05(2004年製作の映画)
2.7
突っ込みたいところたくさんでてきた映画でした。
まず、ハイジャックするためにCA殺してその地位を乗っ取るとかそもそも無謀な話。
次に、あり得ないことにそれが成功してて、飛行機でのあの事件が発生するというのに飛行機に燃料不足、天候不足で命の危険が伴いすぎるということ。
それから空港っていう場所と、他の国へ行くって行為が簡単ではないことなのに、すごく難しい状況で人質取ろうとしたんだな、捕まりに行くようなもんだよな、と思ってしまったこと。

ここだけは言わせてくれ!だったのがラストシーンでみんながすべり降りてって、救助隊が「よし、戻ろう〜」って感じで終わるんだけど、《ちょっと待て!機内にまだ死にそうな操縦士と、犯人いるから》って突っ込みたくなりました。
あとSP何でも出来過ぎね。あり得ない。

っと、こんな感じでザックリでも突っ込み所は満載なんですけど、つい見てしまう面白さもありました。
着陸までに至った段階で、操縦士負傷や天候、燃料問題があって、新しい滑走路作ったり、爆破で道を示したり…
無謀だろ!とは思いましたが、みんなの試行錯誤が面白かった。

映画の中に①ハイジャックのストーリー②お金持ち女子大生の招待でファーストクラスで騒ぐ若者③飛行機事故レベル④SPが何でも出来過ぎる、の要素がありどれが一番強いメッセージなのかってのが曖昧な気がしてもったいない!
わたし的には完璧すぎるSPに最初からずーっと焦点あててストーリー展開して欲しかったな。
そしたら、ラストのデートに誘うシーンとか恋愛映画のテンションで高まるに違いない!

何かしつつラフな感じで観るにはちょうど思いました。
Saki

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