鍋レモン

シューターの鍋レモンのレビュー・感想・評価

シューター(1994年製作の映画)
2.7
⚪概要とあらすじ
ドルフ・ラングレン主演のサスペンスアクション。

ニューヨークでキューバの国連大使暗殺事件が発生。プラハにおいて捜査官マイケル(ドルフ・ラングレン)は容疑者としてシモーヌ(マルーシュカ・デートメルス)を逮捕した。強く無罪を主張する彼女に疑問を抱き、彼は再び調査を開始する。だが別な殺し屋が現れた事で事件の背後に巨大な陰謀が潜んでいる事が判明するのだが...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“狙った女(ターゲット)を愛した男”

「君がいたら気づく」

⚪感想
一応どんでん返しというか驚きの展開だけどそんなびっくりしないサスペンスアクション作品。

あらすじの逮捕に至るまで映画の半分くらい使うほどのゆっくりさ。

時代もあって古さを感じけどアクションにはかなりお金がかかっていそう。
電車の上でのバトルや路面電車を巻き込んだカーアクション、銃撃戦、屋根の上での逃走劇と迫力がある。
血も出る。

ドルフ・ラングレン演じるマイケルの強さがシーンによってかなりバラつく。
男には強いけど女に弱くないか。女性だからという優しさから来るやつならOKだけど。
後ろ蹴りは見応えが。

この年代のドルフ・ラングレンは美形が極まっている。
髪もサラサラで細くてかっこよすぎる。
ドルフ・ラングレン大好きマンなので観る価値はあった。でも『エクスペンダブルズ』のガンナーみたいな役が1番好き。もっともっとグレて欲しい。

脚本は良いとしてヒロインがそんなに魅力的じゃないのとそれぞれのキャラクター性が時と場合でバラツキがあり印象に残りにくい。
ドルフ・ラングレンのアクションでなんとか観れる。

ドルフ・ラングレンが出ていなかったら観ていなかっただろうし、出ていなかったら1.5くらいの点数かも。



⚪以下ネタバレ



残念なのはシモーヌのあっさりとした殺され具合。パーンも音がしてほぼ心臓直撃。
そのあとのブチ切れマイケルが大使館へ周りを気にしないで乗り込むからめちゃくちゃ被害出た。最悪。

途中でシモーヌを取り戻すところでトラックで敵を轢き殺したシーンは最高だった。

一目惚れにしてもシモーヌに対するマイケルの愛はそう深いとは感じられない描き方。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

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