飯

西陣の飯のレビュー・感想・評価

西陣(1961年製作の映画)
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『石の詩』は反映画的な静止画で厳粛・消沈な空気感を作り上げた一方、本作は労働画面の重複で目的性を消してしまうような姿勢を見せたー加えて、人間が機械に溶け込むような音声言語(妖魅)ー工業化社会におけるDisenchantmentへの凝視、一種の「復魅」(Re-enchantment)。
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