デカイ!ただそれ以上にキモい!!!
どっかの山奥にUFOが墜落。その宇宙人の死体(?)から血を吸った蚊が巨大化して人々を襲うお話。
「で蚊い」というしょうもないけどキャッチーな宣伝文句だけずっと覚えていた今作ですが、フォロワーさんからのオススメもあり漸く観賞致しました。
何ぞこれは……
何というか、思いの外脱力感が漂っていて笑えました。
まず劇中の音楽もどこか気の抜けた呑気なものばかりで、登場人物も大体アホ。
蚊を異常に敵対視するキャンプ場の職員が序盤は印象的でしたが、気が付いたら死んでいました。
あとあんな他の客がバーベキューやら何やらしている所に、バカで蚊い装置で殺虫剤振り撒きに行っていてウケました。
肝心の巨大蚊した蚊はアナログな作りで
、これは中々良かったです。
でも蚊ってでかくなるとまぁまぁキモいのね。建物に大量に張り付いていた場面は思わずゾワっとしちゃいました。
で、そいつらに血を吸われてミイラ化した犠牲者も割と良し。
段々痩せ痩けていって、終いには何故か目玉が飛び出ちゃうんだけどこういう描写を観たのってシュワちゃん版「トータル・リコール」以来だったので懐かしかったです。
最近たまたま自分の血を吸っている最中の蚊を殺したんですけど、意外と吸いよるね、あいつら。
そう考えると結構怖いシチュエーションですね。
後は強盗団の親玉役のガンナー・ハンセンが「20年振りだぜ」って言ってチェーンソーを振り回すのも見所ですかね。
「クロコダイル2」然り、この監督の作品に出てくる強盗団ってアホばっかですな。
そして何気に登場人物が誰一人として墜落したUFOを見つけられず、UFOも宇宙人も冒頭しか出てこないという展開は地味に一番面白かったかもしれない。
隕石の話はしていたけどUFOの話はしていなかったよな?と見返そうかと思ったけど、もうとっくに返却しちゃったからなぁ。
というか基本映画を観てすぐここに投稿するってことをしていないから、もう何十本も溜まっていて全然消化出来ひん。
本当はこれの前に観たホラー映画を挙げるつもりだったけど、タイトルをド忘れしちゃったからおじさんの脳はもうダメなのかもしれない。