面白い。
秘密裏に社会的にアウトな連中を集め、訓練し、北のトップを暗殺するための特殊部隊を作りだす計画。
過酷な訓練の日々の中で、無法者やその指導者との間に生まれる感情。
そして彼らの思いもよらない方向へと進んでしまう計画。
彼らの運命は如何に。
ラストシーンもインパクトがある。どんな人々がどのようなことをしてきたのか、どんなドラマがあったのか。それが如何に濃密で血と泥にまみれようとも、あのように紙切れ一枚で完結して、あとは倉庫に眠るだけ。
後半の展開が非常に辛いが、勿論脚色があったとはいえ、史実ということに何より驚いた。