kazマックスグローバーレッド

マジック・ブレードのkazマックスグローバーレッドのレビュー・感想・評価

マジック・ブレード(1976年製作の映画)
3.6
『男たちの挽歌』主役なのに人気3番手俳優ティ・ロンさん救済鑑賞第2弾。この時ティ・ロン30歳、剣術スターとしても脂が乗ってきてトンファーブレードという異色の武器を振り回して大活躍。

やがて剣術映画ブームが去って俳優として落ち目になった後に復活して出演した『男たちの挽歌2』で日本刀を振り回し、かつて剣術スターだった頃の見せ場をジョン・ウー監督から提供してもらったティ・ロン。この映画ではその剣術が本領発揮。

雨上がり似のロー・リェ演じるイエンとティ・ロン演じるフーは果たし合いの途中に謎の刺客から命を狙われ一時休戦。2人を狙う悪党ツーユーの刺客は「琴・棋・詩・画・剣」という個性溢れる五人衆。

刺客「剣」の元に集合する手下どもが地面に寝そべって「剣」の人文字を作る忠誠ぶりに思わず笑ってしまった。ツッコミどころが沢山あって楽しい映画でした。

映画音楽は『ドラゴン特攻隊』に続きまたもやジェリー・ゴールドスミス大先生の『猿の惑星』のサントラを無断使用で今回もアウトー!