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深夜復讐便のlemmonのレビュー・感想・評価

深夜復讐便(1949年製作の映画)
3.5
各登場人物たちはしっかり演出され、個人的に初めましての脇役たちでさえ、抜かりなく足跡を残す演技を魅せてくれている。

作品全体も決して軽くなく、濃密な時間を過ごせたのだが、何かこう、、、、、何というか、ガチっとハマらないモヤモヤ感がある。


最初、親父さんの仇打ちなのかなあと思いきや、前半はなんかのほほんと進む。主人公はクールガイな感じで、切れ物っぽく映るが、中盤から情けなさも垣間見え、別人かのよう。

と、思っていたら後半、仲間なのかどうかよくわからない連中と団結したり、突如強くなったり、なんかよくわからんかった。

婚約者の女バーバラローレンスの替わり様もまた唐突🤔。
謎の女ヴァレンティナは魅惑的たが、この女の設定もこのドラマを盛り上げるための都合のよい駒に思えて、掴みどころがなかった。


流石はリーJコッブ。
主役のリチャードコンテより歳下🤣。
見えない😂。
これ以前から実年齢の倍以上とか演じてきている人だから容易い御用か😆。
腹立つ悪党。やられっぷりも素晴らしい👏。
コンテのアクションシーンダサかったなあ😅。
コッブの方が強そう。

でもまあ、なーんか楽しめた。
変な作品だった。
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