タイトルやジャケットは「S.W.A.T.」なんかと同じ匂いがするけどもっと真面目なブラジル映画。「シティ・オブ・ゴッド」の監督作でベルリン国際映画祭で金熊賞をとったそうな。
ブラジルにローマ教皇やってきまっせ。でも治安が悪いのでこのままじゃいかんと特殊部隊隊長が奮闘。一方特殊部隊に入りたい若者二人も色々奮闘。
しかし、スラム街では略奪・暴力・拳銃・ドラッグ等が萬延し、警察官も汚職まみれ。そんな街をクリーンにすることは出来るのかっていう話。
ブラジルのスラム街等の映像がリアルで犯罪がはびこってる感が生々しい。銃を突きつけ明日も生きれるのか!?という緊張感が良い。
ただドラマの見せ方としては同監督の「シティ・オブ・ゴッド」の方が青春的要素もあって好みだった。
ブラジルってサッカーとかリオのカーニバルとかサンバとか陽気なイメージがあるけど、こういった街や人が大半なのか…
「ブラジルの人聞こえますか~」なんてフザけようものならぶち殺されそう(映画のイメージです)。