ダンディー

ブーリン家の姉妹のダンディーのネタバレレビュー・内容・結末

ブーリン家の姉妹(2008年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2022年、259本目(ドラマ除く)。

めっちゃ面白かった!
昼ドラ並み、いや、それ以上のドロドロっぷり。
エリザベス1世に続く物語。
日本史は好きでよく勉強するけど、
世界史はあんまり得意じゃないから
あまりこの辺の歴史は詳しくないけど、
史実と異なる部分があったとしても、
大体はこんな感じなんだろうなって思う。
姉妹で王の寵愛を受けるって…
そんなこともあるんやね。

しかしなんというかなんというか。。。
この時代、女は男の快楽の道具、
子供を産む機械、男たちの出世の道具、
ただそれだけのために存在してたんやなって、
つくづく思った。

どの国のドラマや映画でもそうやけど、
一度王様の寵愛を受けて宮廷に入ってしまうと、
人間って変わってしまうもんよね。
あるいは寵愛を受けようと必死になる女たちも、
悪い方向に走るしかないというか。

エリック・バナがかっこよすぎる。
王がエリック・バナやから成り立つ話やで(笑)。
王が不細工やったら、寵愛受けても逃げるで(笑)。
ほんまにかっこよすぎるわ。

スカーレット・ヨハンソンとナタリー・ポートマン。
二人の対照的なキャラ設定を、
二人が完璧に演じ切っていて素晴らしい。
ナタリーの小悪魔のような女狐っぷりと、
最後の処刑を前にした時の泣きの演技。
うますぎる!

お母さん、どっかで見たことある女優さんやと思ってたら、
よく考えたら、ミッションの1作目に出てきた人やん!

エディ・レッドメインが脇にいて、
これだけの役で出てくるはずないと思ったら、
やっぱり最後はメアリーと結婚したんか!

久々に1.5倍速に1度もすることなく、
のめり込んで観た映画でした。
面白かった!
ダンディー

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