カメラの緩急や、鏡や窓などを使ったきめ細やかな演出、キャラクターの背中越しに見せる感情表現など、画面の隅々に広がる計算されたきめ細やかな演出が素晴らしく、目で見てるだけでも面白いのに、頭で効果を理解…
>>続きを読む家の前で懐かしさに涙を流し変わらない鍵の場所を確かめて窓の外から眺める自分がそこにいたかもしれない情景のなかに最期のピースのようにおさまるバーバラスタンウィックになみだなみだ。マッチボックス蹴り上げ…
>>続きを読む枠(断絶)と影(予感)の映画。見る/見られるという関係を演出するがための舞台装置。ドアや窓を介した“中(あちら)と外(こちら)”、見上げることと見下げるための“階段”。視線で願望を影でロマンスを語る…
>>続きを読むダグラス・サーク監督、カール・E・ガスリー撮影。
普通の家庭の主婦が三角関係をこじらせ、世間体を気にする家族の話は、サーク映画のメロドラマの鉄板であるが、この作品からスタートしたパターンかもしれな…
サークはどうもアメリカに来ちゃいけないときに来てしまった感がある。ラストの嘘っぽさがハリウッドに呑まれたなぁというか…。スタンウィックのファム・ファタールっぽさが良く、メロドラマは男女間ではなく親子…
>>続きを読む田舎町で不倫の末に家庭を捨て都会に出て舞台女優デビューしたがキャリアが行き詰まった中年女性スタインウィックが女優志望の高校生の娘の演劇を観に帰省して元家族と再会してすったもんだのメロドラマ。
まだ…