ありんこ

ゴースト・イン・京都のありんこのレビュー・感想・評価

ゴースト・イン・京都(1982年製作の映画)
2.8
タイトルから(いい意味での)バカ映画を期待して見たら意外とまともで、かといって怖いわけでもなく、困惑する作品(ラスト10分は笑えるかも)。なんと『地獄のモーテル』の監督作品らしい。

作家テッドは創作のため妻ローリー、娘エイミーとともに来日し、テッドの友人の紹介で古い武家屋敷に暮らすことに。じつはその屋敷ではかつて武士の妻が夫の弟子と不貞を働き、その現場に踏み込んだ武士が二人を切り捨て自分も自害するという出来事があった。ローリーが古い根付を見つけたのを発端に、武士の妻オタミの霊が夫婦を惑わし、ローリーは夫の友人と浮気してしまう。それを知ったテッドはローリーの前で友人に殴りかかる。武士とオタミと弟子の霊がテッドたちに乗り移り、悲劇は繰り返されるのだった。

最初に書いた通り、見どころはラスト10分。あ、でも娘エイミーがなぜか巨大な沢蟹に襲われるところも見ものかも。武士の霊が乗り移ってるとはいえ、テッドはなぜかカンフーで友人に攻撃する。寝巻きが胴着っぽかったのはそのためか(笑)。
ちなみにオタミ役が服部真湖。私の世代では「服部まこ」なんだけど。たしか英語ペラペラなイメージだったけど、この作品では微妙な日本語しかしゃべらない(笑)。ベッドシーンではヌードで熱演してるけど。
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