このジャケ写と配給JVDという時点でお察しのZ級なアレです。
町にナマズの怪獣が現れて大変なモンスターパニック。
唯一良かったのがナマズ怪獣のハリボテ感で、作中でも吹替でネタにされてるレベルなんだけど、これが可愛いんだよなぁ。
こんなゆるキャラみたいな造形を一切誤魔化すことなく、もはや開き直りのように堂々と映して見せちゃう豪快さは高ポイント。
あるようでないストーリー、緊張感のないモンスター、華のない役者達と映画自体も酷いもんですが、やっぱりJVDの吹替が一番酷い。
下ネタオンパレードは勿論、置き物やナマズ怪獣にまで関西弁の吹き替えあてちゃう無茶っぷり。
JVDの吹替って出会った当初は「おもしれ～！」ってゲラゲラ笑いながら観てたんだけど、最近はもうげんなりしてきた…クドい(笑)
でもナマズ怪獣が襲う女達にいちいち「ブスやなぁ～」「ぶっさいくやなぁ～」って言うところはちょっと笑えた。
字幕で観たら退屈そうだし、でも吹替で観ると疲れるし、この如何ともしがたい感じよ…。
腸がデロデロいっぱいでグロは頑張ってたけど、先にもっと頑張るとこあるよねっていうトボケたところが愛らしいっちゃ愛らしい。
