こぅ

ダウンタウンのこぅのレビュー・感想・評価

ダウンタウン(1989年製作の映画)
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日本劇場未公開が勿体無い、リチャード・ベンジャミン監督による、
【クライム・アクション・コメディ】。


ここは平和なフィラデルフィアのアップタウン。新米警官アレックス(アンソニー・エドワーズ)は、真面目な性分から町の権力者スイートを検挙してしまい、犯罪最前線のダウンタウンに飛ばされるハメになる。
麻薬、窃盗、殺人なんて当たり前、そんなところでヒヨッ子刑事がまともに勤まるはずもなくドジばかり。
だが◯◯が殺害されたのを機に、ドジながら勇猛果敢な熱血刑事に変身。事件の裏の陰謀を暴くべく、根性だけの素人デカと経験豊富なプロ刑事、デニス(フォレスト・ウィテカー)のチグハグコンビによる暴走捜査が始まる…。

りょーこさんの(実は侮っていた)オススメ作品鑑賞の巻〜♪


アタマから
テンポ良く展開するし、コメディもわざとらしさ感じない匙加減だし、アクションも盛り込んで、導入として掴み/ノリが最高だ!!

本作に小難しさは不要/無用で、
シンプルなプロットと ラスボス も序盤から誰の目にもスケスケだ。

パートナー役のフォレストは勿論、悪役、署のボスに至るアレックスを囲むキャラも活きている。
特にペネロープ(【カリートの道】の印象強い)演じる、アレックスを心配するが理解もある良妻、ローリには誰もがグッとくるだろう。
難点は、
友人の◯を機にの感情の描き込みはもっとハッキリ欲しかった⤵︎

終盤は、
アレックスの掴んだ情報を確かめるべく、、
普通何でそこを一番に確かめない?って、ツッコミはしたい。

この手の一般バディ物と明らかに違うのは終盤で、何かオトナの事情でもあったのか⁈アレックス無双/暴走状態!
クライマックスは銃撃戦に留まらず、カーチェイスと破壊まであるとは〜予想/期待以上に息切れ無しでスカッと楽しませてくれた!!
個人的にポルシェカレラの走り/活躍/は嬉しい見どころに(流石にテスタロッサは見せるだけ〜)。

https://youtu.be/cSqj8qCEunM?si=tcUjCa_4Y03z5PNe

それにしても
日本と違って、小品でも予算あるんだな〜。


しっかりラストオチも用意!


総評:
平均スコア低いのが不思議なノンストップアクションとコメディの塩梅、バディ間の友情ドラマも擦り込んだ脚本、自分含め、ジャケ写から本作を侮っている者こそ観ろ!!と言いたい’80年代良質/硬派なアクション・コメディの決定版!!
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