ある雨の夜、ポールはひとけの無い道路で車を運転中、老人と事故を起こしてしまう。
ポールは老人を病院に連れて行こうとするが、衰弱した老人はしきりに病院に行くのを拒むので、しょうがなく自宅に運びこみ、休憩させることに。
しかしポールが洗面所に行った隙に、大事そうにしていた紙袋を置いたまま老人はいなくなってしまった。
訳がわからないまま紙袋を広げると、なんと中身は青白い胎児の入ったビンであった。
老人の忘れ物であるホルマリン漬け胎児?を見てから悪夢に襲われ続ける男を描いた映画。
う~ん、いやまあヒドイ映画です。
大体全部酷い。
まったくもって意味不明で何が何だかさっぱり解らない。
『イレイザーヘッド』っぽいけど、印象に残る度合いは圧倒的に劣る。
脈絡がなく悪夢を映像化してもつまらんという代表例。
最初から最後まで悪夢と幻覚の映像のオンパレードというコンセプトは素晴らしいのに、非常にもったいない作品。
約70分にも及ぶ幻覚→現実→悪夢→現実→幻覚のループ。
全然面白くも無い緩い映像の連続に、観てるこっちも睡魔に襲われること3回。
そんなわけで4日間に渡っての鑑賞でした。
まさに『呪われた悪夢』。
なので、余程のマニアか暇な方以外オススメしません。
きっと大切な何かを失うことでしょう。