イロカワ

みな殺しの霊歌のイロカワのレビュー・感想・評価

みな殺しの霊歌(1968年製作の映画)
4.9
 メロドラマだったけど、世界が狂いすぎていてヤバい。あのマダムたちの行った行為と、この映画の描こうとしているメロドラマの空気が完全に異質のもので、なんとも不思議な味わいの映画。
 女性による逆レイプなんて、今描いても物議を醸しそうなのに、そこに挑戦する加藤泰はすげぇ。映画の中の性行為のシーンは本当に拷問のような描写で、何か加藤泰の個人的な思想が感じられそう。
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