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みな殺しの霊歌のvouのレビュー・感想・評価

みな殺しの霊歌(1968年製作の映画)
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ギラギラと冷たいナイフのように鋭い、鬼気迫る陰影、殺気立つ映像。恋愛関係を縺れさせるより同性愛的な恋愛感情を搦めとる方が個人的には好みだったとは感じるけど、勝手に生まれ出て、奔放に復讐に生き、無尽蔵の怒りを持って死ぬような世界の不条理が臭い立つ。憎しみという仕組み、憎むという才能。無慈悲。
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