りょーこ

みな殺しの霊歌のりょーこのレビュー・感想・評価

みな殺しの霊歌(1968年製作の映画)
2.5
暇を持て余したババア達の遊び!!

1968年公開モノクロ邦画です。

ホラー・コーナーにいたけど、これはドラマでは??

しゃばだびだ~
みたいなユルいBGMも相まった、レトロな珍品。



有閑マダム5人が、一人ずつ犯されては殺されて行く。

犯人は、中川家の剛がずっと眉間に皺寄せてるような男。

どうやら、マダム達が輪姦したせいで自殺した少年の敵討ちらしい。

警察はマダム達を保護しようとするが、犯人に毎回先を越され…



えーと…
犯人はショタなの?

敵討ちするにしても、動機が微妙過ぎる。
まぁ、動機なんて人それぞれ、と言われたらそれまでだけど、ユル過ぎじゃないか?

警察も無能過ぎ。
痔でケツが痛いとか、そういうの要らない。

ババア達は…
1人が菅井きんでした( ´∀`)
若い頃は柴田理恵みたいねw

彼女はレイプシーンなし。
うん、英断(笑)

女性が男性を犯す、という設定はユニークですが、それを活かせてないと思う。

作中でも無理がある、犯罪になるのか?と言われている事件。
ならば、それをどう犯罪として、きちんと見せていくかが大事じゃない?

微妙な動機で変態男が殺人してても、何も感じないわ。

これは現代でも通用する設定だし、是非きちんと練り直してリメイクして欲しい!
りょーこ

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