構図の天才加藤泰究極の映画。どこをどうやっても、今こんな話は作れない。単純な構成、経緯にできるものを、主人公と終盤明かされる「事件」の関係性を薄くすることによって、複雑さが増す。さらにこれがラブスト…
>>続きを読むコテコテのローアングルとクローズアップでシネスコの端と端を埋めようとする圧はもはや強迫観念と呼んでも差し控えなく、酩酊。シネフィルのチャゼルちゃんはきっと『セッション』の手についた血を水に浸す場面を…
>>続きを読むシネスコ、ローアングル、クローズアップとちょっと自由に撮りすぎじゃないかってくらい個性バキバキの加藤節。
確かに決まってはいるが正直これはクドい。
の割に佐藤允と有閑マダム5人衆どちらにも軸が入り切…
5人組の有閑夫人に怨恨を抱いている青年(佐藤充)が、凄惨な連続婦女殺人事件を引き起こしていく。「女性が主犯となる性的虐待」を問題提起している、サスペンス映画。東宝の佐藤充が、松竹に招聘されている。
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ファーストショットから凄すぎて、ずっと気絶してた。だからあんま覚えてない。覚えてないけど覚えてないなりにずっと凄まじかったような気がする。かろうじて記憶にあるものを列挙すると、
手・洗面台に溜まった…
傑作。かなりショッキングな殺しの場面から幕を開ける。男がこうも残忍に女をいたぶって殺す理由ってなんなの・・・ってのを全く知らないで見たこともあって、その「理由」に何とも言えない気分になった。「あの子…
>>続きを読む有閑マダムたちが寄ってたかって弄んだ青年が、翌朝飛び降り自殺を図る。
一部始終を目撃した指名手配犯が、非道な女たちに同じ手口で復讐していく話。
同性愛という一言で片付けるのではなく、敢えて曖昧な感情…