かのシャーロック・ホームズの私生活をビリー・ワイルダー監督の想像で描いたミステリー映画。
2022年180本目。
ビリー・ワイルダー監督がシャーロック・ホームズを扱うということで、コメディ寄りの演出と脚本になるのかと思いきや、そういう意味でのらしさは影を潜め、色んな設定を絡めながら一風変わったミステリー映画に仕上げていました。
ビリー・ワイルダー監督らしさをあまり感じられない分、そんなに特徴がなくてあまり印象に残らないというのが正直なところです。構想はだいぶ温めていたようなので思い入れの強い作品なのでしょうが、ちょっとどっちつかずになってしまったのが惜しいです。