スーパースター、ラジニカーント主演の映画にしては、いつものイメージより全体的なトーンが暗かった様に感じる。
オープニングのいつもの「スーパースターラジニ」の表記も無かった様に思う。
冒頭の始まり方が一瞬違うディスクをプレーヤーに入れてしまったのか？
と思うくらいラジニ映画らしくない始まり方だった。
まるでサタジットレイ監督作品の様な絵の使い方というか。
白黒から始まったというのもありますが。
それがダメとかイイではなく意外だった所。
ヤクザものというかこういった人情ものというのはやはり親、兄弟、または兄弟の契りを交わした関係の絆の深さがとてもいい。
政府が権力者が貧乏人たちを抑えつけるから、彼らが動く。
法律や政治ではわからない世界があるはず。
やはり今の日本も政治をお金持ちではなく、貧乏人に目を向けてやってほしい。
