このレビューはネタバレを含みます
題材は面白いのに、活かし切れていない感じ。サイコサスペンス風にした方が細かい辻褄合わせが出来て良かったのかも。。主人公に自分はもう死んだんだと思わせる為に、意識の無い時に実は腸内洗浄して膀胱に直接長い針の注射針を刺して尿も抜いている、とか。セリフで「排泄行為が生きている証なのか！？」と諭すシーンがあるので、ああ、確かにそうだよな、尿意はどう言い訳するんだ？と気になった。いらんこと言わせちゃった感じ（笑）あのセリフで主人公が納得できたとも思えないんだが。食欲は薬でも抑えられるだろうけど。『セブン』みたいにグロ系になっちゃうけど、猟奇サスペンスにした方が辻褄合わせがちゃんと出来たんじゃないのかなあ。ああいう方向で終わるところは嫌いではないですが。
