すごく面白かった。
見終わって最初に思ったのは『シュレーディンガーの猫』みたいだなと。
どこまでが生きてるのか?どこから死んでるのか?矛盾を矛盾として丁寧に描かれていてとても印象的だった。
とはいえ『シュレーディンガーの猫』の本質は違うんだけどね。
この映画は色んな切り口で見れて面白い。それぞれの立場からどうしてそういう結論に至ったかを推測すると、数えきるないくらいのエンディングを創造できる。尚且つ丁寧にゆっくりとしてるから、色んな切り口で見れる映画には珍しく一回見ただけでも頭の中で整理しやすい。