いぬ

SOMEWHEREのいぬのレビュー・感想・評価

SOMEWHERE(2010年製作の映画)
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勝手に親子の話なのかと思っていたけどどちらかと言えば父(と言っても親らしい振る舞いはあまりない)が主軸で、久しぶりに会う純粋な娘との短い交流から今身を置いている場所への息苦しさを感じてもがくラストは好きだった
主人公は身勝手で、だからこそ彼が真に孤独を感じているときに女に「チャリティでもやれば?」と突き放されるところ良いなと思った。
孤独で哀れな男の悲哀とか切なさじゃなくて、どこか距離を置いた眼差し。
いぬ

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