配信にて。
スターの孤独、空っぽさが胸に刺さる。
車と酒と煙草と女。目先の快楽をとりあえず求めてみるけどなんか満たされない。
ソフィアコッポラはハリウッドでこういった人をたくさん観てきたんだろうなという勘繰りとともに、実際世間から憧れられるスターも実は思うほど幸せじゃないし満たされてないんだろうな、と思ったりする。
エルファニングのような娘がいることで、主人公のミドルエイジクライシス的な葛藤の重みはだいぶ薄れている気がしましたが、この映画の魅力のほとんどはエルファニングのかわいさに支えられてる部分が大きい気がするので、話としてはこのバランスがちょうどいいということなんだろうなと思いました。
父と娘が非日常をうだうだ過ごす感じは昨年公開のアフターサンを連想しましたが、きっと参照元だったんだろうなと思ったり。